四大中華料理の特徴!

2020年06月06日 10:38

こんにちは!福岡市東区で中華料理店を元気に営業中の『秦香園』です!
皆様に「もっと中華料理に興味を持って欲しい」「秦香園のことをもっと知って欲しい」そんな思いでブログを書きました!
どうぞよろしくお願いします!

さて、本日の話題は「中華料理の種類と特徴について」です。

広大な国土から、様々な文化や歴史が育まれてきた中国。そんな中、食文化も豊かに発展を続けてきました。
そのため、一言で中華料理と言っても多種多彩で、地域によりそれぞれの特徴を持っています。
特に「四大中華料理」は日本でも有名ですが…特徴やそれぞれの違いを把握していないお客様も少なくありません。
そこで、これら4種類の特徴をまとめてみました!


【北京料理】
その名の通り、首都「北京」の宮廷料理を中心に発達した料理です。
北部に位置した寒い地域で発展してきたため、塩味が強く濃厚な味付けが特徴。
豚や羊、鴨などの肉料理を中心に、麦や雑穀、小麦なども材料として使われます。
調味料には唐辛子や醤油、油などが多く使われています。
揚げ物や炒め物、麺類などのメニューも数多くあります。
また、内陸部のため、食材に海産物はほとんど使いません。

※代表的な料理
・水餃子
・ピータン
・杏仁豆腐

 
【上海料理】
長江に接し、また海にも近い地域のため、海老や蟹などの魚介類が豊富です。
素材を生かした上品で淡白な味付け料理や、「あんかけ」に代表される、醤油と砂糖をふんだんに使った甘味く濃厚な味わいの料理などで知られています。
調味料は、海老みそ、酢、砂糖、酒、あわびソース、甜面醤など。

※代表的な料理
・八宝菜
・小籠包


 【四川料理】
夏は蒸し暑く、冬は寒さが厳しい盆地で発達した料理。
唐辛子や山椒などの香辛料が豊富に使われているため、辛味や酸味が非常に強いのが特徴です。
胡椒や山椒など痺れるような辛さ「麻(マー)」、唐辛子の辛さ「辣(ラー)」、酸味「酸(スー)」、その他スパイス「香(シュン)」の4つの味覚を基本に構成されています。
豚肉、牛肉、鶏、川魚、野菜、穀物類など食材も豊か。
調味料は豆板醤、甜面醤、唐辛子、腐乳などが中心です。

※代表的な料理
・麻婆豆腐
・回鍋肉
・青椒肉絲
・エビチリ
・酸辣湯

 
【広東料理】
山海の幸に恵まれた「広東省」を中心に発達した料理が元になっています。
素材の持ち味を生かした多彩な調理法の料理が特徴。
さっぱりとした淡白な味付けの「海鮮料理」がメニューの中心です。
調味料は、オイスターソースやアワビソースなどが中心。

※代表的な料理
・酢豚
・炒飯
・焼売


ぜひオーダーの際の参考にしてみてください!

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